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特   報         日本農業新聞からの情報                                 
細胞老化抑える
たんぱく質発見

(東北大大学院他)

東北大大学院医学系研究科の
五十嵐和彦教授らと(財)癌研究会癌研究所などは、「Bach(バック)1」と呼ばれる転写因子(DNA結合型たんぱく質)が細胞老化を誘導する転写因子「P53」の機能を抑える事を発見した。米科学誌「ネイチャー構造分子生物誌」電子版に現地時間の16日、掲載された。
P53には、癌を抑制する働きもあり、五十嵐教授は「老化やがん化をコントロールする上でBach1が新しい治療標的となる可能性がある」としている。
(日本農業新聞より引用)


世界の温室効果ガス
世界気候機関(WMO)25日、2007年の世界の温室効果ガスの
濃度が、過去最高になったと発表した。温暖化への大きい二酸化炭素(CO2)は383.1ppmで、前年より1.9ppm増、産業革命の始まった1750年以前より1.37倍の濃度になった。一酸化炭素(N2O)も320.9ppbで過去最高にまた、メタンは1780ppb(1PPb=10億分の1)

「DREB遺伝子」の活用!???
DREBとは、「乾燥に反応するたんぱく質」と言う意味の英語の頭文字か
ら引用した名称です。一般にはには、「環境ストレス耐性遺伝子」と呼ん
でいる「乾燥や塩害、低温などの不良環境下でも作物が枯れない様に
働く遺伝子群」のことです。これらを、遺伝子組み換え技術で水稲・陸稲
をはじめ小麦、トウモロコシ、豆類、牧草などに導入し干ばつや塩分、寒
さに強い、新しい実用品種を育成するのが研究開発の目的です。この
研究は今、世界の主要国で進められているが、最初にその仕組みを解
明したのは、日本の研究者で現在、国際農林水産研究センターの特定
研究主査で、東京大学大学院農学生命化学研究科教授の篠崎和子
さんらの研究グループが、シロイヌナズナと稲を実験モデル植物に研究
を進め、DREB遺伝子を突き止め、また、これらの働きを制御する遺伝子
(プロモーター)も見つけられている。

   最も黒い物質を開発
  人口で最も黒い物質を開発したと、米レンッセラーエ科大とライス大の研究チームが、・・日までに発表した。
筒状炭素分子、カーボンナノチューブ(CNT)を特殊な方法で配列させた薄膜で、光の全反射率はわずか0.045%
光をよく吸収するため、太陽発電の効率向上などに応用できるという。